緊急要望により浸水対策実施
8月18日の大阪市内各地に降ったゲリラ豪雨により、床上浸水により、商品(ふとん)の被害を受けた浪速区で商店を営む方からの浸水対策の要望を受け、同月24日(金)午後、現地調査を行いました。
現地調査の際にもゲリラ豪雨に見舞われる状況の中、商店主より状況等お話を伺う中、商店向かいの市道植込みの植栽の際に発生したごみ袋が、排水会所を塞いだことによるとの見方もありましたが、建設局工営所等市の関係者と浸水の原因と考えられる問題点について究明を図りながら、対策等について検討を重ねて頂いた結果、浸水箇所周辺の排水溝に蓋替わりに設置された鉄板により、雨水の流れが悪くなり、大量の降雨の際、側溝からの排水能力が落ちるためではないかとの結論にいたり、施行した電鉄会社に改善を要請して頂いたところ、早急に鉄板の撤去をし、代わりにグレーチングを施して頂きました。
また、この措置により、側溝等がごみ等で詰まらないよう巡視体制を強化や土嚢の貸し出しなどの対応をして頂き、関係各位の迅速な対応により、台風シーズンを迎え、被害を受けた商店の方にもひとまず安心をして頂きました。
建設局をはじめ関係各位のご尽力に感謝申し上げますとともに、現在の想定(一時間に60ミリ)を超えるような、集中豪雨対策について、排水能力の改善等、根本的な対策について講じるよう会派を挙げて取り組んで参ります。
9月9日
西 のりひと